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老後資金準備を強くイメージしましょう...
何度もこのコラムで、今から老後資金準備をしなければいけないことは訴えてきました。それでも、何とかなると思っている人が多く、実際に行動を起こしている人は多くはないでしょう。ひとえに危機感がないということでしょう。
人は、強い思いがなければ行動しないものです。
英語が喋れるようになりたいという、単なる願望だけでは英語の勉強は長続きしません。英語をしゃべれるようになることで、その先の自分を明確にイメージできていなければ、日々の努力が苦痛で挫折するか、短期的な結果ばかりを求めて長続きしなくなるかという結末しか待っていません。
老後資金準備が必要であることを強くイメージすることが大事です。
客観的事実として、公的年金制度は先行き不透明であることは間違いありません。年金制度自体がなくなるわけではないでしょうが、どう考えても年金支給開始年齢の引き下げ(例:65歳→67歳→70歳)や、支給額減額は避けられないでしょう。
退職金制度の見直しは、これからの社会の流れから、いずれ廃止を前提とした見直しがなされると思われます。税制面でも、優遇のある退職所得控除は無くなる可能性もあります。
強い思いが行動を支えます。
スポーツでも楽器の練習でも、うまくなりたいという思いが強ければ練習にも熱が入ります。しかし、ただうまくなりたいというだけでは意思は弱いです。インターハイで優勝、コンサート演奏、コンクール参加など、成し遂げたいという強い思いがあれば、練習は長続きします。
自分の老後生活をイメージしてみましょう。どんな生活を送っているかを想像してみましょう。そして、その時の収入源は何か、毎年安定的に収益を得られているのか、想像してみましょう。
老後資金の収入源を、イメージできないのであれば、今から自分で準備しなければならないという行動につながるはずです。それがとても重要なのです。